悩んでるあなたへ!酵素をタイプ別に徹底解説します!

ダイエット

私たち人間が生きていく為に必要な物質として注目されている 「酵素」。

今ではたくさんの「酵素」を扱った健康食品やサプリメントが販売されています。

たくさんある商品の中から、一体どのタイプを選んで摂取したらいいのか分からない方も多いかと思います。

そんな方のために、酵素商品をタイプ別に解説していきたいと思います!

ドリンクタイプで酵素を摂取する

まずは、酵素サプリメントの中でも一番よく見るドリンクタイプをご紹介いたします。

ドリンクタイプの特徴

野菜・果物・海藻・野草などを発酵熟成させ、そのエキスの原液をボトルに入れて販売している商品です。美容を目的に販売しているものには、プラセンタエキスやコラーゲンが配合されていたりと、製造するメーカーによって原材料はさまざまです。

 

酵素ドリンクは、清涼飲料水に分類される為、製造過程で加熱殺菌処理が行われています。

そこで、酵素という物質が、熱を加えると変成して酵素ではなくなってしまうという理由から、酵素ドリンクでは効果が得られないのでは?と疑問に思われる方がいらっしゃいます。

しかし、酵素ドリンクは、酵母菌が作り出す酵素の力を利用した発酵食品なので、特に効果がないというわけではありません。酵母菌の力を借りて、体内酵素の働きを助けてくれる発酵飲料といえます。

素ドリンクは、原液を水か炭酸水で薄めて飲んだり、甘味料の代わりにヨーグルトにかけて食べたりするのが基本的な摂取方法になります。

ドリンクタイプのメリット

  • ドリンクタイプなので、手軽に始められる。
  • ボトルなので家族みんなで利用できる。
  • 発酵飲料なので、腸内環境を改善してくれる。
  • 食事を1杯の酵素ドリンクに置き換えることで、栄養素を補いながらのダイエットが可能。

ドリンクタイプのデメリット

  • 味やニオイが独特なので、毎日続けにくい。

中には梅風味にしたものなどがありますが、基本的には植物由来の味のものが多いようです。

  • 無添加の酵素ドリンクは値段が高い。

水や糖液などで薄めず、添加物や保存料の入っていない酵素ドリンクは、約8,000円くらいです。2,000円前後のものだと、果糖ぶどう糖液糖などで薄めていることが多く、原材料の野菜や果物も5種類ほどしか含んでいなかったりするので注意が必要です。

しかも、ちゃんと発酵熟成させたものでない場合、ただの野菜ジュースといっても過言ではありません。

ペーストタイプで酵素を摂取する

それでは、次は癖が少し強いペーストタイプを紹介しますね。

ペーストタイプの特徴

野菜・果物・海藻・野草などを発酵熟成させ、濃縮したエキスをペースト状にし、それを約3gくらいの量に分包して販売している商品です。製造メーカーによっては、ペースト状にしたものを瓶詰めにして販売していたりします。

ペーストタイプの酵素は、ほとんどの商品が、製造過程で水や熱を加えず、1~3年以上をかけて自然発酵させています。原材料も100種類以上にのぼり、酵母菌だけでなく、素材本来の食物酵素をダイレクトに摂取することが期待できます。

 

ペーストタイプは、濃縮された酵素エキスをそのまま食べることができます。また、甘味料の代わりにヨーグルトにかけて食べたりすることもできます。

ペーストタイプのメリット

  • 分包タイプなので、時間や場所を選ばずに摂取できる。
  • 1日1包タイプで、中身が少量なので、毎日続けられる。
  • 人工甘味料や保存料など添加物を使っていない。
  • 効率的に栄養素補給ができるので、体内酵素を増やしたい方にはおすすめ。

ペーストタイプのデメリット

  • 味やニオイが独特なので、好みが分かれる。
  • 1か月分の費用が約6,000円前後する。
  • 商品によっては、非加熱ではなかったり、長期間自然発酵していなかったり、保存料が入っていたりする為、見極めが必要。

カプセルタイプで酵素を摂取する

サプリといえばカプセルタイプを想像しますよね。

カプセルタイプの特徴

野菜・果物・海藻・野草などを発酵熟成させ、濃縮したエキスをソフトカプセルに凝縮して販売している商品です。

カプセルタイプの酵素は、製造過程で水や熱を加えず、約3年以上をかけて発酵熟成させています。製品によっては、カプセルにする過程で熱を加えている場合があります。

いわゆるサプリメントと言われるタイプの商品で、メーカーの自社工場において研究・検査を行ない品質管理にこだわっている為、信頼性の高い商品といえます。

原材料も50~300種類以上にのぼり、高温を加えずにカプセル化した製品は、酵素エキスをまるごと閉じ込めているので生酵素と呼ばれています。

製造するメーカーによって原材料はさまざまで、酵素の他に、乳酸菌・麹・スーパーフード・ビタミンなど1粒であらゆる栄養素を摂取することができる製品が作られています。

カプセルタイプは、1日1粒のものや1日2~6粒に分けて摂取するものまで色々あります。

カプセルタイプのメリット

  • サプリメントタイプなので、持ち運びに便利。
  • 1日の摂取目安量を好きな時間に摂取できる。
  • 酵素特有の味やニオイが気にならない。
  • 値段が比較的安い。
  • 1か月分が、約4,000円くらいで購入できる。ただし、内容がちゃんとした製品だと10,000円前後になるようです。

カプセルタイプのデメリット

  • 食事に置き換えたダイエットには向かない。
  • カプセルにするために添加物を使用している。
  • 1カプセルに配合できる酵素エキスの量が少ない。

最近では、カプセルタイプのように被包材を使わない「丸剤タイプ」のサプリメントが作られていて、添加物を使わずに、1粒に生酵素をしっかりと配合できるような技術を採用した商品も出てきています。

  • 油分を多く配合している場合がある。

原材料名の最初にサフラワー油と書かれているものは、カプセルの中身に酵素エキスよりも油分が多く配合されている可能性があるそうです。

粉末タイプで酵素を摂取する

最後に粉末タイプを紹介します!

粉末タイプの特徴

野菜・果物・海藻・野草などを発酵熟成させ、その酵素エキスをフリーズドライすることで粉末状にし、販売している商品です。

フリーズドライ製法で粉末にしているので、非加熱の状態で食物酵素を閉じ込めています。

粉末タイプの商品には、乳酸菌・酵母菌・麹・食物繊維・ビタミンを配合したものが多くみられます。また、酵素青汁や酵素スムージーという名称で販売しているものもあり、その場合酵素エキスが少量しか配合されていないようです。

粉末タイプは、パウチに入っている場合が多く、1日約3gを水か炭酸水などに溶かして飲みます。

粉末タイプのメリット

  • 値段が他の酵素商品より安い。

1か月分が約3,000円くらいで購入できる。

  • 1日1杯でいいので、毎日続けられる。
  • 酵素特有の味やニオイが気にならない。

フルーツや柑橘系の風味にしていることが多いです。

  • 酵素ドリンクのように、食事に置き換えることが可能。

粉末タイプのデメリット

  • 酵素エキスの含有量が少ない。

商品によっては、ただの野菜粉末の場合もあり、見極めが必要。

  • 添加物や保存料の入った商品もある。

まとめ

酵素商品は、生の野菜や果物などから食物酵素を毎日摂取することが難しい現代人の為に生まれた栄養補助食品です。酵素商品は、発酵食品であり、その中に含まれる酵母菌や乳酸菌を摂取することで、体内酵素の働きを助けてくれます。

体内酵素を本気で活性化させたい人は、製造過程で水や熱を使わず、長期間発酵熟成していて、添加物の入っていない商品のタイプを選ぶと良いでしょう。ダイエット目的なら、ドリンクタイプや粉末タイプがおすすめです。少しでも酵素エキスが入っていれば、○○酵素として販売できてしまうので、値段の安い酵素では残念ながら体内酵素の活性化は期待できないようです。

原材料をきちんとチェックしてから購入するようにしましょう。

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