酵素風呂は美容やダイエットなどに効果がありますが、他の方が使用した酵素風呂に入ることは不衛生ではないのでしょうか。

いくら美容やダイエットなどに効果があっても不衛生では心配です。

酵素風呂の衛生面や、良いサロンの見分け方などを紹介していきます。

酵素風呂は使いまわしで不衛生？

米ぬかの上に横たわり、体の上に米ぬかをかけて全身を温める酵素風呂ですが、15分から20分ほどの入浴時間で汗が出てきます。

一人一人に米ぬかを新しくしているわけではなく、一人が使用した米ぬかは次の人も使用します。

米ぬかを使いまわすと汗や雑菌などが付着して不衛生だと思う方も多いはずです。

気になる酵素風呂の衛生面を紹介します。

雑菌繁殖の心配なし

酵素風呂の雑菌繁殖は基本的にありません。

酵素風呂内は60℃から80℃に保たれており高温です。

高温であれば雑菌は繁殖せずに抑えることが出来るのです。

また、おがくずに落ちた汗ですが浴槽には残りません。

通常の温浴施設では浴槽に汗が落ちますが、酵素風呂の場合はおがくずに汗が落ちてそのまま浴槽外に落ちるため衛生面で心配はないのです。

 

気になる衛生面についても紹介しているサロンがほとんどです。

サロンの注意書きなど見ると衛生面を確認することが出来ます。

衛生面の確認は公的機関で行われている！

酵素風呂は許可がないと営業が出来ません。

また、酵素風呂は銭湯のように温湯を使用したものではありません。

米ぬかを使用した特殊な浴槽が主体の酵素風呂は銭湯のような一般公衆浴場ではなく、その他に分類され、酵素風呂を営業するには新規営業許可申請を管轄の保健所に提出する必要があるのです。

許可を得るには浴場の衛生管理の徹底が重要となります。

不衛生では営業自体出来ません。

そのため、許可がおりて営業している酵素風呂サロンは衛生面の心配ないと言えます。

不衛生な酵素風呂には入りたくない！セルフチェックで安心

公衆浴場法に分類されて許可がおりて営業していても、やっぱり不衛生かどうかというのは心配ですよね。

衛生面で安心できる酵素風呂サロンを選ぶ際は、自分の目で見て衛生管理の部分を確認しましょう。

衛生管理を行っており安心できる酵素風呂サロンの目安を紹介します。

衛生管理面を紹介しているサロンを調べよう

酵素風呂サロンの公式ホームページを確認して衛生管理について明記しているかを見てみましょう。

酵素風呂に興味を持っている人は、同時に衛生管理面も気になっています。

酵素風呂サロンとしては、その不安を拭いたいため公式ホームページで衛生管理面を紹介しています。

もはや、衛生管理面の紹介が当たり前とも言えます。

公式ホームページで衛生管理面を紹介していないサロンに対しては、「不衛生では？」と疑ってみましょう。

清掃状況をくまなく見る

酵素風呂サロンでは清掃状況を確認しましょう。

浴室が綺麗であることは当たり前です。

特に注意して確認してほしいのが、更衣室や待合室およびトイレなどの清掃状況です。

衛生管理面を徹底していないと酵素風呂サロンは営業出来ません。

浴室以外の場所が汚れていたり、清掃がされていなかったら衛生管理面で甘さが感じられます。

そのようなサロンは利用を控えましょう。

浴着は専用？自前？

酵素風呂サロンでは、基本的に浴着を着用して入浴をします。

下着やアクセサリー類は付けず浴着のみの着用なので、浴着の衛生面も確認しましょう。

裸で入浴したり自前の浴着の着用を求める酵素風呂サロンは衛生面で心配です。

浴着は着用をすれば浴槽内に落ちる汗を防ぐことが出来ますし臭気の発生も抑えることが出来ます。

浴着を着用をする場合としない場合の酵素風呂効果の違いはほとんどありません。

効果の違いはありませんが、衛生面で浴着は必要です。

設備を調査

酵素風呂サロンの清掃面や浴着のチェックを行ったら、酵素風呂サロンの設備を見てみましょう。

酵素風呂サロンを運営し、衛生管理を行うのであれば必要な設備は「換気扇」と「窓」です。

換気扇と窓は酵素の品質維持と浴室内の空気の入れ替えを行うために必要です。

また、シャワールームの設備も酵素風呂サロンには必要の設備です。

酵素風呂で汗をかいたまま私服に着替えて帰宅すると、汗が更衣室やトイレおよび入店口などに落ちてしまい不衛生です。

自宅で酵素風呂は不衛生？

酵素風呂はサロンに通わなくても自宅で作ることが出来ます。

自宅で作る酵素風呂の衛生面も気になりますよね。

自宅で酵素風呂を作る際に必要なのは雑菌が繁殖しない温度を保つことでした。

また、酵素風呂として使用した残り湯についても紹介します。

温度を保って衛生管理

酵素風呂で大切なのは温度管理です。

発酵がうまくされないと理想の70℃に達しません。

酵素風呂サロンは基本的に60℃から80℃に保たれており高温のため雑菌が増えないのです。

自宅でサロンクオリティの温度にすることは難しい作業です。

そこで、自宅でもサロンのような酵素風呂を作るポイントは、攪拌させることです。

酵素液を混ぜて作る際はしっかりと攪拌させて発酵させるようにしましょう。

残り湯はどうする？

普段のお風呂を入浴した際は残り湯を洗濯に使うという方も多いと思います。

酵素風呂として使用した残り湯は洗濯に使用しても不衛生ではないのでしょうか。

実は、風呂の水は冷えると、どんどんと雑菌が増えていきます。

お湯の温度が36℃前後だと雑菌が繁殖してしまうのです。

そして、次の日になると雑菌の数が1000倍以上になります。

冷めた残り湯を洗濯の水として使用するのは水の節約になって良いのですが、雑菌が繁殖している水を使用することになります。

洗濯をした洋服や下着およびタオルなどに雑菌が付いてしまいます。

残り湯を洗濯の水として使用することは不衛生といえます。

酵素風呂の衛生管理は抜群！他に注意する事は？

酵素風呂は衛生管理などの許可がおりないと営業が出来ません。

営業を行っている酵素風呂サロンは基本的に不衛生ではないでしょう。

衛生面以外でも酵素風呂を利用する際に気になる点をチェックしましょう。

副作用の症状をチェック

酵素風呂を使用することで、倦怠感や湿疹およびかゆみ、目やにや吹き出物などの副作用が現れる可能性があります。

この症状は、酵素風呂により体内の老廃物や有害物質が排出された為に起こる症状です。

酵素風呂を利用するとアトピー性皮膚炎なども一時的にひどくなってしまう場合もあります。

ただ、これらの症状は酵素風呂を使用し毒素を排出し続ければ日にちが経つにつれて治まります。

副作用が気になる方は病院の先生に相談してから利用をしましょう。

酵素風呂の香りは臭い？

酵素風呂は発酵されている香りが特徴で臭いと感じる方もいます。

にわとり小屋のような臭いもする酵素風呂サロンもあります。

臭いに敏感な方や香りを嗅いで耐えられないと思う方にはおすすめしません。

また、酵素風呂の入浴後も香りは体に付きなかなか消えません。

酵素風呂の後にデートなどの予定を立てないようにしましょう。

生理の時は使用を控えましょう

生理中でもショーツを履けば利用出来るサロンもありますが、基本的にはおすすめしません。

生理中に鉄分を十分に補うことが出来なければ貧血になる恐れがあります。

女性は男性よりも多くの鉄分が必要であるため、生理中は鉄分が少なくなってしまいます。

また、高温の酵素風呂に入浴すると、より貧血を起こしてしまう可能性が高まります。

生理中の酵素風呂の使用は控えましょう。

結論。酵素風呂は衛生的！ダイエットや美容に活用して！

酵素風呂の衛生面について紹介しました。

酵素風呂のサロンは厳しい衛生管理を行い、許可がおりないと営業が出来ません。

基本的に酵素風呂サロンは不衛生ではないので安心して利用しましょう。

それでも心配な場合は、清掃が行き届いているか、設備がしっかりとしているかなどの項目を見て確認をしていけばより安心です。

また、自宅で酵素風呂を作る際の残り水は、雑菌が繁殖しているため洗濯の水には使用を控えましょう。

衛生管理の面でも安心できる酵素風呂サロンを利用して美容やダイエットなどの効果を実感していきましょう。