酵素とはなんなのか簡単に分かりやすく説明!

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ここ数年、よく『酵素』という名前を耳にします。

健康食品や健康ドリンクなどの商品名に酵素をうたったものも数多く販売されてるのもあり、酵素というものはさぞ体にいいのだろうなぁと気になっている方も多いのではないでしょうか?

そういう事で、ここでは近年話題になっている酵素について簡単に説明していきます。

酵素とは

皆さんの中にもすでに酵素入りのドリンクなどの商品を取り入れている人もいるでしょう。

皆さんは酵素を何の目的で取り入れていますか?

酵素入りの商品は健康維持や美容、ダイエットなど様々な効能をうたっています。

こんなに体にいいものであればぜひ取り入れたいですが実際酵素の正体は何なのでしょうか?

酵素の正体はタンパク質

では、酵素とはいったい何者なのでしょうか?

実は簡単に言うと酵素はタンパク質の仲間です。

確かにタンパク質と聞くと必要な要素ですが、実際酵素はどのような仕事をしているのでしょうか?

本当に酵素は必要なのでしょうか?

実は酵素は私たちが生きていく中で必要なものです。

代わりになるものもありません。

5大栄養素にタンパク質・脂肪・炭水化物・ビタミン・無機質がありますが、これらの栄養素だけでは体を作る材料やエネルギーになりません。

ここに酵素が加わり始めて体が作られていきます。

酵素がないと消化吸収が出来ない?

人がもともと持っており体内で作られる酵素の事を潜在酵素と言います。

潜在酵素の中に消化酵素があります。

名前の通り消化に必要な酵素です。

酵素と聞いて一番初めに思い浮かぶのが、この消化酵素ではないでしょうか。

種類は脂肪を分解するリパーゼ、デンプンを分解するアミラーゼ、タンパク質を分解するプロテアーゼがあります。

販売されている酵素配合の商品は脂肪分解などが売りのものが多いですよね。

この消化酵素がないと食べたものを消化、吸収できません。

酵素がないと毒素が溜まっていく?

もう一つの潜在酵素に代謝酵素があります。

こちらも字のごとく代謝を助ける酵素です。

新陳代謝をよくするために手助けをしたり、病気やけがを治しやすくするために治癒力を高めたり、病気をしない様に免疫力を上げたり、尿や汗から毒素を出す手助けをしています。

こちらも生きていく上で重要な働きをしてくれる酵素です。

このように私たちに必要な代謝酵素は自分自身である程度作ることができます。

しかしどれくらい作れるのかは遺伝子によってすでに決まっているそうです。

なんだかサプリの効果がでない?

暫くの間、沢山のサプリを飲んでいるのに全然効果がでないなぁということはありませんか?

そういう人はもしかすると酵素が不足しているせいかもしれません。

先ほど簡単にお話ししましたが、いろいろな栄養素を一生懸命摂取しても酵素がないと消化・吸収できませんから当然サプリを飲んでも効果はでません。

酵素が不足しているせいでしっかり吸収されなかったということが一番に考えられます。

栄養素を体の隅々まで動かすためには酵素が必要不可欠なのです。

効果を出すためにはたっぷりの栄養素と一緒に酵素を取っていきましょう。

簡単に補う方法はないの?

では、自分自身で酵素が作れる量が決まっているのであれば、足りない分はどのようにすればいいのでしょうか?

足りない分は、外から補うことができます。

食べ物の中に含まれている酵素を食物酵素といい、この食物酵素が含まれた食品を摂取すればいいのです。

では食物酵素はどのようなものに含まれているのでしょうか?

酵素を摂取する為に食べるべき食材!

実は生の食べ物や日本に多い発酵食品などに多く含まれています。

生野菜や果物、肉魚も生のものであれば多くの酵素が含まれています。

発酵食品でいうと、例えば納豆は元々酵素を持っていない大豆でも発酵している過程で酵素だけではなく多くの体にいい成分が生成されるそうです。

味噌や納豆などの発酵食品は私たちの食卓に欠かせない食べ物ではないでしょうか?

納豆ご飯やお刺身、焼き魚に大根おろしを合わせたりと日本人の食卓は自然と簡単に酵素を摂取しやすいようになっているのです。

和食には酵素が多く含まれているメニューがたくさんありそうですね。

生の食べ物に酵素が多い理由

これは酵素の性質に関係してきます。

酵素はタンパク質のなかまと話しましたが、やはり熱には弱いのです。

鶏肉や卵などが火を通すと白く固くなってしまうようなイメージです。

だいたい50℃~耐えられても70℃くらいまでといわれています。

その特徴もあり火を加えてしまうと酵素が壊れてしまいます。

酵素を積極的に取ろうと考えているのであれば調理方法にも意識していかなければいけませんね。

酵素は数千もの様々な種類が存在する

酵素は約5,000種類あるといわれています。

なぜそれほどの種類が必要なのでしょうか?

実は、1種類の酵素は1つの動きしかできません。

先ほど出たアミラーゼという酵素はデンプンを分解することは出来ますが、脂肪やたんぱく質などの違うものを分解することはできません。

酵素は特定の物質に向かって特定の動きしかできないのでその分種類が多くあるのです。

なので、食物酵素から酵素を補うときはいろいろな種類の野菜やくだものなどバランスよく摂取したいですね。

酵素が足りないと人間はどうなってしまうのか?

酵素が大事なのはわかったけれど実際本当に酵素は必要なのでしょうか?

少なくなるとどうなってしまうのでしょうか?

実は、酵素が足りないと体の様々な機能に障害が出てきます。

簡単に言うと、病気になりやすくなってしまいます。

体に老廃物が溜まる影響などで高血圧や糖尿病などの病気や、女性には悩ましい便秘や肌荒れ生理不順など様々な体調の変化、バランスの崩れが現れます。

慢性的な頭痛になってしまったりといいことはありません。

意識的に酵素を取って体のバランスを整えていくことが大切です。

健康維持に酵素が必要な大きな理由

では、なぜこんなに酵素が注目され必要とされているのでしょうか?

数ある理由がある中で、現代の食生活と大きく関係しているのではないでしょうか?

現在はインスタントやレトルト食品などで簡単に食事が取れて便利になっている半面で食品添加物などが多く含まれているので体の事が心配ですよね?

食品添加物だけではなく農薬やホルモン剤、防腐剤など気を付けていても、スーパーで売られている海外産の野菜や果物から自然に口に入ってしまっているのです。

それもあり、アトピーやアレルギーなどの発症率が高くなったりと影響が出ていると言われています。

酵素はこれらの有害な食品添加物などを体の外に排出する機能ももっています。

他の栄養はもちろん、酵素もしっかり摂取していかないといけませんね。

酵素の力を最大限に引き出すためには?

酵素が動く温度として30℃~40℃ほどといわれていますが、特に活発に活動をするのが37℃前後といわれています。

最近は低体温の方が多く私自身も冷え性で自身の体温は35℃少ししかありませんが、酵素の力を最大限に上げる為には36℃以上は保っておくのがベストだそうです。

酵素を積極的に取ることは勿論ですが、体を温める食材を取り入れたり、湯船につかるなどして体温を保つ努力をしていきましょう。

自身の体の環境など健康を意識していくことが最も大事なことのようです。

生きる為に必要な酵素・まとめ

どんなにいろいろな栄養を取っていても、酵素がないと体にも吸収されず悪いものも排出されません。

酵素は人間だけではなく生物が生きていく上でとても大切なものです。

人体に及ぼす全ての化学反応において必要になる成分です。

意識的に酵素を多く含む食材をチョイスし、バランスのいい食事をしていきたいですね。

食事だけでは難しそうでも、最近ではいろいろな業界で酵素が注目されており簡単に摂取できるサプリやドリンクなどの商品が多く発売されています。

簡単に取り入れられるのでおすすめです。

意識的に酵素を摂取して錆びない体を作っていきましょう。

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