酵素風呂には美容や健康面の改善など、さまざまな効果が期待できることをご存知ですか?今回は、酵素風呂の効果や理想的な温浴頻度、自宅で酵素風呂を作る方法や酵素風呂のデメリットまで徹底解説します。これを読めば、酵素風呂に入りたくなること間違いなしです!
酵素風呂に期待できる効果やメリットとは?
酵素風呂には美容や健康面の改善など、さまざまな効果が期待できることをご存知ですか?今回は、酵素風呂の効果や理想的な温浴頻度、自宅で酵素風呂を作る方法や酵素風呂のデメリットまで徹底解説します。これを読めば、酵素風呂に入りたくなること間違いなしです!
1番期待できるのは新陳代謝向上
発酵温度の高い酵素風呂は、数分入るだけで大量の汗をかくことができ、一気に新陳代謝を向上させる効果が期待できます。新陳代謝を向上させることで免疫力があがり、風邪を引きにくい体を作りあげたり、血流の流れを良くして細胞の活性化を促したりする効果も期待できます。
大量に汗をかき、毛穴が開きやすくなることから、体に溜まった老廃物や毒素を排出しやすくなるともいわれています。また、開いた毛穴から米ぬかに豊富に含まれているミネラルや、ビタミンを吸収しやすくなる効果も期待できます。
PMS改善効果も期待できる
芯から体が温まる酵素風呂は、内臓の冷えや血液の循環を促しやすくするため、PMSの症状を緩和する効果も期待できると言われています。冷えを改善するだけでも、症状が軽くなり、楽になる女性も多いといいます。誰にでも同じくらいの効果が期待できる、というわけではありませんが、冷えを改善することは体にとってもメリットになるので、試してみる価値はありそうです。
美肌効果が期待できる
先ほど記載したとおり、酵素風呂は発汗を促し、毛穴を広げやすくするので、より肌から酵素を摂り入れやすいといわれています。美白効果が期待できる米ぬかがメインの酵素だと、膝や肘などのくすみやシミを改善する効果も期待できますよ。
このように、酵素風呂には女性にとって嬉しい効果が期待されるといわれているのです。
また酵素風呂は、大きく2種類に分けることができ、それぞれ特徴が違います。
- おかくず酵素風呂
ヒノキの香りでリラックス効能が高い。ヒーリング効果が期待できる。
- 米ぬか酵素風呂
おかくず酵素風呂と比べ、ビタミンなどの美肌成分が豊富。
自分にあったものを選んで、より効率的に効果を得てくださいね。
酵素風呂にデメリットはある?
さまざまな効果が期待される酵素風呂ですが、一方で、デメリットもあります。
臭いが苦手な人は注意
おがくずがメインの酵素風呂の場合は、ヒノキの香りでリラックスができますが、米ぬかメインの酵素風呂は発酵臭が強く、苦手だと感じる人も少なくないかもしれません。米ぬか酵素風呂の場合、あがった後も体に臭いが残っていることもあり、どうしても苦手な人はおがくずメインの酵素風呂に変えるなど、サロンに行く場合は事前に製法を確認しておくことをオススメします。
長時間温浴による湯あたりの危険性も
酵素風呂は長時間入ると、温泉に入ったときに起こるような「湯あたり」に似た症状を引き起こす場合もあります。サロンの場合、大抵スタッフが温浴時間を管理してくれていますが、どうしても心配な場合はあらかじめスタッフに温浴時間を短めに設定してもらうようにするなど、対策をしておくことをオススメします。ほかにも、食後すぐの温浴は避けるなどの自己予防も有効です。
より効果を得るために、苦手な臭いを我慢しながら温浴したり、無理に長時間温浴したりすることは危険です。
酵素風呂は、自分の体調と相談し、無理のない範囲で楽しむようにしてくださいね。
酵素風呂はどのくらいの頻度で入るべき?
結論からいうと、酵素風呂は毎日入っても体に害はないといわれています。
しかし、理想的な頻度で温浴すると、より効果を実感できる場合があります。
理想的な頻度は2~3日に1回
比較的に早い段階で効果を実感しやすいのは、週2~3日に1回のペースだといわれています。毎日温浴してももちろんOKですが、2~3日に1回でも十分効果が期待できます。
最初は最低でも週1回は入るようにする
酵素風呂の効果を実感するためには、まずペースを崩さないことが大事。いそがしくても、週に1回は温浴するようにしましょう。とくに、最初のうちは出来るだけ頻繁に入り、体を酵素風呂に慣れさせておくとより効果的です。
効果が表れる早さは人によるが、時間はかかる
デトックス効果が期待できる酵素風呂ですが、人により溜めている毒素の量は違うので、どうしても効果に差が出てしまいます。
体内の血液は、大体4カ月で入れ替わると言われていますが、そのほかの部位は生まれ変わりに大体以下の日数がかかると言われています。
- 肌の細胞は28日周期
- 心臓は22日
- 骨は2年ほど
- 胃腸は1週間ほど
これだけ見ても、酵素風呂を始めて3日程度で効果が表れる、ということは難しいということがわかりますね。
このことから、最低でも半年ほど定期的に温浴していると、なんらかの効果を実感できる可能性があるといえます。
酵素風呂は頻度ではなく、どちらかというと定期的に温浴して、そのペースを崩さない事の方が大切です。ペースを維持していれば、体が勝手にそのペースにあわせて変化するといわれています。自分のできる範囲で、定期的に温浴することをオススメします。
酵素風呂は自宅でもできるの?
酵素風呂はサロンで入るもの、と思っている人も多いかもしれません。
実際、自宅でサロンのようなクオリティの酵素風呂を作るのは、かなり難しいといわれています。
おがくずや米ぬかなどの材料を調達したとしても、定期的に交換する必要もあり、保管場所を確保することが難しいですよね。また、酵素風呂の1番のポイントの「発酵」も、自宅でうまく進めることが難しく、温度管理の面でもかなり苦労します。マンション暮らしの場合は、発酵臭が強く近隣の人に迷惑をかけてしまう心配もあります。
現状では難しい自宅酵素風呂ですが、サロンほど本格的でなくても、ある程度のクオリティなら自宅でも楽しむことができますよ。
酵素風呂キットで足湯をする
独自の酵素風呂キットを販売しているサロンもあります。これらは大抵足湯用ですが、キットを使えば自宅でもミニ酵素風呂を楽しむことができます。
本来は全身浴が1番効果的なので、サロンへは週に1度程度通い、そのほかの日はキットで足湯をするという方法が1番オススメです。
酵素液で入浴剤を作る
サロンのようなクオリティにはできませんが、酵素液を作って入浴剤として活用する方法もあります。
材料は以下の物が基本的には必要です。
- 薬草…ヨモギやタンポポなど
- 野菜・果物類…キノコや大根、ザクロなど
- 海藻…昆布やノリなど
- 白砂糖
- 酵素原液
大まかな手順は
- カットした薬草、食物類と、分量分の砂糖を漬物樽にいれ、かき混ぜる
- 酵素原液をいれ、さらにかき混ぜる
- 蓋をするように、上から砂糖をふりかけ、毎日かき混ぜて発酵させる(20日ほど)
- 第一次発酵が終われば、中身を取り出し、さらにかき混ぜて発酵させる(2週間~1カ月ほど)
完成後は、遮光瓶に入れ涼しい場所で保管します。
そこそこ手間がかかりますが、その効果は確かなものだという声も、多くあがっているようです。
しかし、やはり材料費などでコストもかかってしまいます。市販されている酵素入浴剤を使用するのが、1番現実的かもしれませんね。
酵素入浴剤に適した温度
酵素は熱に弱く、60度~70度ほどで死滅してしまうといわれていますが、普段みなさんが入るお風呂の温度は大体40度ほどですよね。ですので、人が入る温度くらいでは死滅の心配はないといわれています。
酵素風呂はリラックスして温浴することも重要なので、自分が気持ちいいと思う温度に設定し、じっくり温浴するとより効果を期待できますよ。
まとめ
冷えの改善や免疫力の上昇、新陳代謝の向上など、酵素風呂にはさまざまな効果が期待できます。毎日サロンに通えなくても、週に1回でも温浴していれば、徐々にその効果を実感できるハズ。酵素風呂で内面から美しくなりましょう!
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